5日間分を一挙UP! 5/23~5/27までの易経一日一言

作成日:2009年5月28日

札幌セミナー応用編終了!
今日は出席率が悪かったけれど、内容は濃かった。
講師としては大満足!(^^v
明日は入門編です。
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札幌に無事、到着しました~~(^^)
中部国際空港ではチラホラとマスクをつけている人がいたけれど
(かくいう【亞】も)
千歳空港では皆無でした。
やっぱりね。
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北海道へ~♪
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本日2本目です。
明日、明後日と札幌セミナー(応用編・入門編)です。
※動画は唯我独尊7さんから戴きました。
なので、改めて明日から27日までの易経一日一言
5日間分を一挙掲載しておきます。
※5/22の易経一日一言はココをクリック!
           
ではでは、行ってきまぁ~~す!
★5月23日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆慢蔵誨盗(まんぞうかいとう)
蔵(おさ)むることを慢(おろそ)かにすれば盗(とう)を誨(おし)え、
冶(あでや)かなる容(すがた)は淫(いん)を誨(おし)う。
                     (恕リ辞上伝)

富める人が財産管理をおろそかにすれば、
盗んでくれというようなものであり、
艶(なまめ)かしい格好をしていたら、
襲ってくれと挑発しているようなものである。
「慢(おろそ)か」とは、気の緩みから怠慢になること。
自分から禍(わざわい)を招いてはならないと警告しているのである。
★5月24日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆疑心暗鬼(ぎしんあんき)
序I(そむ)きて孤(ひとり)なり。
豕(いのこ)の塗(どろ)を負(お)うを見、
鬼(き)を一車(いっしゃ)に載(の)す。
先にはこれが弧を張り、後にはこれが弧を説(と)く。
(火沢序I)

火沢序I(かたくけい)は背(そむ)く、疑う時を説く。
「序I(そむ)きて孤(ひとり)なり」は、背いて逃げて孤立すること。
「豕の塗を負う」とは泥だらけの醜悪な豚。
「鬼を一車に載す。」は化け物が車に乗っている様。
弓で射ようとするが、よく見れば錯覚と気づき、疑い晴れて弓を捨てる。
猜疑心と思い込みから被害妄想に陥り、恐れるほどに忌み嫌う。
まさしく疑心暗鬼の構造である。
★5月25日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆いたずらに凶を忌(い)み、脅(おび)えない
吉凶とはその失得を言うなり。
          (恕リ辞上伝)

吉は良い事が起き、凶は悪い事が起きるというのが一般の解釈だが、
吉凶を受動的にとらえると、時の変化に翻弄される。
 
吉とは正しい道を得る、凶は正しい道を失うこと。
春に種を蒔けば実りを得るし、冬に種を蒔けば実りを失うということだ。
 
結果を得るか失うかという能動的視点に立ち、
対処を探求して努力邁進
するならば、
「禍(わざわい)を転じて福と為す」道も見出せる。
 
易経を学んだ人々は、
「いたずらに凶を忌み、脅えなくなった」という。

★5月26日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆黄 矢(こうし)
田(かり)して三狐(さんこ)を獲(え)、黄矢(こうし)を得たり。
貞(ただ)しければ吉(きつ)なり。 (雷水解)

「田(かり)」は日常で必要な物を作り出す場所。
会社では利益を生み出す現場にあたる。
 
田(た)を荒らす悪い狐(きつね)三匹を捕らえたが、
うまく射止めたために矢が手元に戻ってきた。
「黄矢」とは「黄色の矢」。
これは悪人を狩るのに中庸(ちゅうよう)の精神で行ったという意味である。
狐は問題の根元である悪人を指すが、
これを捕らえて問題を解決するには、
「罪を憎んで人を憎まず」の精神で行うことだと教えている。
★5月27日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆人の心の動きを観よ
天地感じて万物化生(かせい)し
聖人人心(じんしん)を感ぜしめて、天下和平なり。
その感ずるところを観て、天地万物の情見るべし。
                (沢山咸)

天地は互いに交感して万物を育成し
聖人は人を感動させ、天下に和平をもたらす。
たとえば、ある人がどのような人や物事に感応し
何に感動したかを知れば、その人の心情を把握することができる。

これは物事も同じことで、人や物を見る場合の一つのコツである。
 
沢山咸(たくさんかん)の「咸」は感応・感動・交感を意味し
人の心を動かすことをいう。
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