2日分の易経一日一言 (2)

作成日:2009年6月4日

今日、明日と、東京です。
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今夜は久し振りのLA会。
明日はアスカセミナー第6期の初回です。
※動画は唯我独尊7さんから戴きました。
※一日一言は2日分をUPしておきます。
★一日一言のあとに
 一般の方も参加可能な「易経」講演のお知らせがあります。
★6月2日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆無作為(むさくい)
耕さずして獲(え)。
?(し)せずして、よする時は、往くところあるに利あり。
                   (天雷无妄)

田畑を耕さなくとも収穫がある。
また、「?せずして、よする」開墾せずとも田畑がこなれる。
思い込みを捨て、洞察力を持ち、自然に則して生きるならば、
本来、耕作や開墾すら必要ないという意味である。
 
天雷无妄(てんらいむぼう)の卦(か)は、
作為せず自然の法則のままにまかせたなら、天は万物を養うと説いている。
 
我々は時として「何もしない努力」を知らなくてはならない。
★6月3日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆品物(ひんぶつ)形を流(し)く
雲行き雨施し、品物(ひんぶつ)形を流(し)く。
                 (乾為天)

「品物」とは「万物」と同じであるが、
生きとし生けるもの、その一つひとつのものをいう。
人間ならば個々人を指す。
天に雲が巡り、恵みの雨を降らし、地上を潤(うるお)し、
あらゆるものを育てる。
その天の働きによって、品物が「形を流(し)く」、
すなわち個々のものがそれらしく形成される。
これは個々の性質、持ち味、特性を生かし、力を発揮させるということ。
この天の働きは遍(あまね)く流布(るふ)するものである。
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