一足飛びは危険~易経一日一言 (2)

作成日:2009年7月14日

★7月13日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆一足飛びは危険
飛鳥(ひちょう)もって凶なり。
         (雷山小過)

 
この「飛鳥」とは、
まだ実力も経験もない者が縁故(えんこ)を使って
一足飛びに立身しようとすることの喩え。
 
少し才能を認められただけで、高みまで行けると勘違いをする。
そして欲に駆られ、時に逆らい、
分限を忘れてしまうと、結果として凶になる。
 
少しく過ぎる時を説く雷山小過(らいさんしょうか)の卦(か)では、
自分の力量、分限、
そして時を大きく行き過ぎると禍になると教えている。

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