★よびりんさんに拉致されています♪
今日は3日分をUP!!
★7月10日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆言語を慎(つつし)み、飲食を節(せっ)す
言語を慎(つつし)み、飲食を節(せっ)す。
(山雷頤)
言語を慎んで徳を養い、飲食を節して体を養う。
言語も飲食も、量と質を考えなくてはならない。
暴言は人間関係を損ない、暴飲暴食は健康を損なう。
言語・飲食ともに程良く慎み、節することが大切である。
山雷頤(さんらいい)の卦(か)は「養う」ことを説いている。
「頤」は顎(あご)、口であり、食べ物を入れ、また言葉を発する場所である。
★7月11日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆飲食宴楽(えんらく)
雲の天に上るは需(じゅ)なり。
君子もって飲食宴楽す。
(水天需)
雲が天にあって、もうすぐ待望の雨が降る。
それを待つ間は、酒食に呆けるのでなく、
焦らずに楽しみながら悠々と待つことである。
そのためには、
リーダーたる者は常に需要を満たしておくことが肝心。
不況や干ばつ時でも充分な蓄えをしておけば、
飲食に困らずに状況の変化を待つことができる。
水天需(すいてんじゅ)は「需(ま)つ」「待つ」こと、
そして飲食の道を説く卦(か)。
★7月12日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆蒙(もう)を啓(ひら)く
我(われ)より童蒙(どうもう)に求むるにあらず。
童蒙より我に求む。
(山水蒙)
「山水蒙」は啓蒙、教育の基本姿勢を説いている卦(か)。
「我」とは教える側、師の立場。
「童蒙」は幼く蒙昧(もうまい)な者、学ぶ側にあたる。
啓蒙は、師の方から「教えるから学んでくれ」というのではなく、
学ぶ側から「知りたい、学びたい」と教えを求めることから始まる。
知的欲求がなければ、いくら教えても吸収しないが、
知識に乾いたときは、熱心に多くを吸収する。
学ぶ側の一心の求めに対して、師も一心に応えることでさらに内容が深まり、
相乗効果が働いて、一層充実してくる。
学びたい、知りたいと求める時に、
蒙(もう)は初めて啓(ひら)けるのである。
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