今日から北海道~♪
今日の午後、札幌へ到着。夕方、講演。
明日明後日と、応用編&入門編のセミナー。
終了後、名古屋から友人が到着。
月曜日から利尻・礼文へ。
昨年の6月に行った、
礼文のウニの美味しさに驚天動地!(大げさでなく)
忘れられなくて今年も計画。
出張用のノートPCは持参するけど念のため、
易経一日一言は6日分をUP!
★致知出版社の「今日の一日一言」でもUPされています。
ココにも!
★7月24日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆閉塞(へいそく)の時代
否(ひ)はこれ人に匪(あら)ず、
君子の貞(てい)に利(よろ)ろしからず、
大(だい)往(ゆ)き小(しょう)来(きた)るとは、
すなわちこれ天地交わらずして万物通ぜざるなり。
(天地否)
天地否(てんちひ)の卦(か)は閉塞(へいそく)の時代を表す。
陰陽が交わらず、人々は背き合い、
何も生まれないから、国も家庭も崩壊する。
まさに暗黒の時代である。
「否」は、儀式の際に神に捧げる祝詞(のりと)の入れ物の「口」に「不」、
つまり蓋(ふた)をして、天との交流を断絶するという字。
天との交流を断つのは人でなしのすること。
天地否の時代は人災によりもたらされる。
★7月25日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆腐敗を正す
甲(こう)に先立つこと三日、甲に後るること三日。
(山風蠱)
山風蠱(さんぷうこ)の「蠱」は、皿に虫がわく象形。
組織の壊乱(かいらん)腐敗を意味している。
山風蠱は、それを正す方法を説いている卦(か)。
「甲(こう)」は腐敗を一掃する時。
「三日」とあるが、三日に限るわけではない。
腐敗を改めるには、まず原因を探り、熟考して準備をし、
決行後の将来を見据えて、収拾までの手順を丁寧に踏まなければならない。
腐敗は一朝一夕に起こったのではない。
正すには遠大な計画が必要なのである。
★7月26日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆碩果(せきか)食われず
碩果(せきか)食われず。
(山地剥)
「碩果(せきか)」とは、大きく実った果実のこと。
山地剥(さんちはく)の卦(か)は小人がはびこり、
君子が追い落とされるような非道(ひどう)な時代を表すが、
そんな混乱した中にあっても、大いなる果実は食い尽くされずに残っている。
一度地に落ちるが、それによって芽が生じ、また発展するのである。
この果実は傑物や蓄財などと考えてもいい。
そうした大きな原動力が残ってさえいれば、
乱れた後の世の中は泰平の時代になっていくことを示している。
★7月27日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆戦いの勝ち方
万邦(ばんぽう)を懐(なつ)くるなり。
(地水師)
戦争の勝ち方を説いている言葉。
戦争をする際は、
戦った国々を味方にしていくような勝ち方をするべきである。
勝って相手を殺すのでは、戦後の繁栄はありえない。
これは現代社会でも通用する。
経済競争でも相手を潰すのではなく、
相手を生かす勝ち方を考えなくてはならない。
そのためには勝ち取った利益を還元し、
人々の賛同を得る努力をすることである。
利益を独り占めしようとすれば、それ以上の成長は望めない。
★7月28日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆直・方・大(ちょく・ほう・だい)
直方大なり。習(なら)わずして利(よ)ろしからざるなし。
(坤為地)
「直(ちょく)」は、素直、実直、真っ直ぐに進む。
「方(ほう)」は正方形の意で、
方正、また東西南北、四方八方に広がる様子。
「大(だい)」は遍(あまね)く盛大に。
直方大は天に従い、万物を受容して遍く育成する「地」の徳である。
教えられたことを私情や理屈で曲げずに、
素直に受け入れて実践できる人は、知恵の一滴を与えられただけでも、
習わずとも広大に伸びていく、といっている。
★7月29日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆麗 沢(りたく)
麗沢(りたく)は兌(だ)なり。
君子もって朋友(ほうゆう)講習す。
(兌為沢)
兌為沢(だいたく)の卦(か)は沢が二つ重なった象(しょう)を持つ。
「麗」は付く、並ぶ。
二つの沢が地下水脈で通じて互いの沢を潤(うるお)し、枯れることがない。
同じように、君子は
心の通じる友である「朋友(ほうゆう)」とともに切磋琢磨して、
「講」知らなかったことを学んで知り、
「習」すでに知っていることを繰り返して、身に付けていく。
学校関係の団体や寮に「麗澤(れいたく)」という名が多いのは
この言葉に由来している。
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