白骨温泉へ♪/改革の機運~易経一日一言

作成日:2009年10月27日

今日、明日と陶潜(陶淵明)読書会の研修旅行です。
なあんちゃって、大義名分は何とでも言えるけど…
行き先は白骨温泉、楽しい仲間4人での秋の旅行です。
というわけで2日間分の易経一日一言です。
★10月25日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆革言(かくげん)三たび就(な)る
征(ゆ)けば凶なり。貞(ただ)しけれどもあやうし。
革言(かくげん)三たび就(な)れば、孚(まこと)あり。
            (沢火革)

沢火革(たくかかく)は改革・変革の進め方を教える卦(か)。
改革の時期を早まって進むと、
いくら気持ちは正しくとも失敗する危険性がある。
 
改革を決行するまでには、改革を求める理由を再三述べ、
賛成反対の議論が何度も行われるという過程が必要である。
 
そうした過程を経て、改革の機運が大衆の間に広まり、
それが世論となって、初めて信頼を得られるものだ。

★10月26日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆鴻(かり)陸(き)に漸(すす)む
鴻(かり)陸(き)(逵 き)に漸(すす)む。
その羽をもって儀となすべし。吉なり。
             (風山漸)

風山漸(ふうざんぜん)の卦(か)は、
ゆっくりと歳月をかけて伸び進み、大木に成る進み方を教える。
「鴻(かり)」は、雁(かり)の一種で、白くて大きい鳥。
「逵(き)」は雲路、空中の道。
数十羽の鴻雁(こうがん)の群れが一糸乱れぬ列を作り、
儀容(ぎよう)に適(かな)った進み方で飛んで行く様子を表している。
 
徐々に段階を経て進んだものは、整然として、美しく完成する。
飛び去る雁(かり)の様子のように、その退き方も乱れず、後進を従えている。

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