原稿仕上がり!/直観とは/霜を履みて堅氷至る~易経一日一言

作成日:2009年11月24日

原稿、書き上げた~~~!!
ふぅ~~~~~~(^^v
担当者に送りました。
この後は推敲していきます。
~~~~~~~~~~~~~
日経オーディオブック第4弾の原稿、
昨日までで、かなり進んだ。
今日までに書き上げる予定なので、ちょっと安心かな~(^^)
今回のテーマは、
『兆しを観る~観る力と聴く力』
易経は時を見極める洞察力と「兆し」を察する直観力を養います。
ここでいう直観力は
瞬間的に感じとる意味の「直感力」ではなく、
観察や観光の観の字を書く「直観力」であり、本質を見抜く力のことです。
観るという意味は
見えないものを観る、心の目で観るとか察知する、
洞察力で観るという意味です…
★11月23日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆霜を履みて堅氷至る
霜(しも)を履(ふ)みて堅氷(けんぴょう)至る。
象(しょう)に曰(いわ)く、
霜(しも)を履(ふ)みて堅氷(けんぴょう)とは、陰の始めて凝(こ)るなり。
その道を馴致(じゅんち)すれば、堅氷(けんぴょう)に至るなり。
                   (坤為地)

晩秋の早朝、庭先に出ると薄っすらと霜が降りている。
今は微(かす)かな霜がこれから数か月経つと厚い氷になり、
気づいた時には身動きがとれなくなっている。
これが「霜を履みて堅氷至る」ということ。
悪習に親しむことの怖さを教えている。
企業の不祥事や犯罪は、たいてい「霜を履む」ことから始まる。
最初はいけないことだなと気づいても、些細なことなので、
「このくらいならいいだろう、大丈夫だろう。わからないだろう」と侮(あなど)る。
しかし、悪習にだんだん馴れ親しんでいくと、やがて厚みが増大し、
取り返しのつかない大きな禍(わざわい)に至るのである。
 
恐ろしいのは、最初はいけないことという認識があっても、
馴(な)れていくうちに意識に全くのぼらなくなって、
悪いことも善だと強弁するほどになること。

 
それゆえ、最初の霜の段階で対策を練らなければならない。
これは、企業倫理、教育など、すべてに通じる教訓である。
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