☆『40歳からの仕事術 II』さんが、
「易経物語」を毎日綴ってくれています。
現実を摺り合わせて。
☆今年は1月下旬に、
日経オーディオブック「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」の第4弾が出る。
タイトルは『兆しを観る』。
「見る」は目に見えるモノを見る。
「観る」は、心の目で観る。
洞察力で観る、の意。
★1月3日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆調和の要となる「礼」
亨(こう)は嘉(か)の会なり。
会を嘉(か)すればもって礼に合するに足り。
(文言伝)
「亨(こう)」は大いに伸びること。
季節でいえば百花草木が勢いよく生長する「夏」。
また、「嘉(か)」は悦び、「会」は集まる。
人や物事が集まり、豊かに伸び栄えて行く。
皆が悦ぶように物事を進めれば、
個と全体がうまく調和し、社会が治まっていく。
「礼」というと礼儀作法が頭に浮ぶが、それは小さな解釈。
大きくは社会をまとめる情理・筋道、
具体的には法律・秩序・制度などを表す言葉である。
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