公に立って行なう 2.~易経一日一言

作成日:2010年1月21日

『40歳からの仕事術 II』さんの日記で、
想定読者層は
経営トップを狙う人材、経営トップとして苦闘する方々を設定して、
易経&経営のバーチャルな対談を毎日行っています。

☆今年は1月下旬に、
 日経オーディオブック「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」の第4弾が出る。
 タイトルは『兆しを観る』。
 「見る」は目に見えるモノを見る。
 「観る」は、心の目で観る。
 洞察力で観る、の意。
★1月20日の『易経一日一言』(致知出版社)より
☆公に立って行なう 2.☆
同人(どうじん)宗(そう)においてす。
吝(りん)なり。
       (天火同人)

人と志を同じくして協力し合い、一つの物事を為すためには、
公の場に立って行わなくてはいけない。
公でオープンな場ではなく、
身びいきや、同族以外を顧みない偏狭な姿勢で行なえば、
決して物事を成し遂げることはできない。
「宗(そう)」は親戚、身内、同族であり、
私的で親密な関係の集まりをいう。
 
同族会社が失敗する要因は、まさにこの「同人宗においてす」で、
身内ばかりを遇する偏狭さにあるといえるだろう。


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