武人大君となる~易経一日一言

作成日:2010年1月29日

☆1月下旬に、
 日経オーディオブック「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」の第4弾が出る。
 タイトルは『兆しを観る』。
 「見る」は目に見えるモノを見る。
 「観る」は、心の目で観る。
 洞察力で観る、の意。
『40歳からの仕事術 II』さんの日記、
想定読者層は
経営トップを狙う人材、経営トップとして苦闘する方々を設定して、
易経&経営のバーチャルな対談を毎日行っています。

★1月28日の『易経一日一言』(致知出版社)より
☆武人(ぶじん)大君(たいくん)となる☆
眇(すがめ)にして能(よ)く視るとし、
跛(あしなえ)にして能(よ)く履(ふ)むとす。
虎の尾を履(ふ)めば人を咥(くら)う。
凶なり。武人(ぶじん)大君(たいくん)となる。
            (天沢履)

洞察力も推進力も未熟なのに、自分には力があると思い込み、
極めて危険な道を恐いものなしで無謀に進む。
その結果、虎の尾を力任せに踏み、ガブリと食われてしまう。
凶である。
武人が大君になるのと同様、無理がある。
「虎」は先人の喩え。
「武人」は野心と力があり、一旦は地位と名誉を勝ち得るが、
謙虚な気持ちがなく、
礼節を弁(わきま)えないために虎に食われ、やがて身を破滅させる。


よろしければ応援の↓クリック↓を~(^^)
           人気ブログランキングへ
twitter(ツィッター) やってます~♪

関連記事