また書けなかった!
易経一日一言、またまた3日分です。
いくつかの案件が錯綜というか、重なり合って・・・
重奏低音っていうとカッコ良すぎるな。
☆『40歳からの仕事術 II』さんの日記、
想定読者層は
経営トップを狙う人材、経営トップとして苦闘する方々を設定して、
易経&経営のバーチャルな対談を毎日行っています。
★2月19日の『易経一日一言』(致知出版社)より
☆勢いは正しく用いる☆
大壮(たいそう)は、貞(ただ)しきに利(よ)ろし。
彖(たん)に曰く、大壮は、大(おおい)なる者壮(さか)んなるなり。
(雷天大壮)
「大壮(たいそう)」とは大いに壮(さか)んな時。
積極的に物事を推し進めようとする陽の力が働く時。
この勢いをコントロールするのは非常に難しい。
勢いがつき過ぎると大抵の人は道を過つ。
バブルの時代はまさに「大壮」の時であった。
「貞(ただ)しきに利(よ)ろし」とは、
正しく固くなければ、よくないということ。
勢いが壮んな時こそ堅固に貞節を守れと教えている。
★2月20日の『易経一日一言』(致知出版社)より
☆速やかな補修☆
大過(たいか)は棟(むなぎ)撓(たわ)む。
(沢風大過)
大いに過ぎると棟(むなぎ)が撓(たわ)むとは、
建物の内部が余りにも重く、
それに対して屋根や柱が貧弱なために建物が撓んでしまうことをいう。
組織構造に喩えるならば、中間層の勢力が強力で、
それに比して上層と下層の力が脆弱(ぜいじゃく)なため、
物事を動かそうとすると組織が倒壊しかねない非常時である。
撓んだ組織は一度壊して建て直すのではなく、速やかに改修すべきである。
家の修復のように細やかに徐々に補強して形勢を整えよ、と易経は教えている。
★2月21日の『易経一日一言』(致知出版社)より
☆和して同ぜず☆
引きて兌(よろこ)ぶ。
(兌為沢)
兌為沢(だいたく)の卦(か)が示す、
悦ぶ、悦ばせることにも、正と不正があると説く。
「引きて兌(よろこ)ぶ」とは、小人の不正なる悦ばせ方である。
高い地位にある者が、取り巻きを作ろうと、
言葉巧みに悦(よろこ)ばせようとする。
若い社員を集めて、自らの昔の成功談を語り、
自慢することもその一例である。
その姿は志の低さそのものである。
自戒して、慎むべきである。
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☆「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
第4弾は『兆しを観る~風地観・火風鼎』
「見る」は目に見えるモノを見る。
「観る」は、心の目で観る。
洞察力で観る、の意。