信賞必罰~易経一日一言、2日分

作成日:2010年2月24日

易経一日一言、今日は2日分です。
40歳からの仕事術さんの日記、面白いです。
それなのに私のコメントが、かなり遅れています。
申し訳ない。
このところの忙殺・・・が過ぎるまで、もうしばらくお待ちを。 
      ↓
『40歳からの仕事術 II』さんの日記、
想定読者層は
経営トップを狙う人材、経営トップとして苦闘する方々を設定して、
易経&経営のバーチャルな対談を毎日行っています。

★2月22日の『易経一日一言』(致知出版社)より
☆信賞必罰☆
噬?(ぜいごう)は、亨(とお)る。
獄(ごく)を用うるに利(よ)ろし。
          (火雷噬?)

「噬?(ぜいごう)」とは噛み砕く。
邪魔なものを顎(あご)で噛み砕くことで物事が通るという意味がある。
刑罰を明らかにし、法令を整えて「獄(ごく)を用いる」。
信賞必罰は必要である。
 
とくに地位ある者が罪を犯すと、隠蔽(いんぺい)して逃れ得る場合もある。
しかし、いくら過去に功績があっても見逃さず、
悪いことをしたら罰を与えなくてはいけない。
 
牢獄に入れ、しっかりと噛み砕くように裁き、問題を解決すべきである。
★2月23日の『易経一日一言』(致知出版社)より
☆柔順を貫く☆
内文明にして外柔順、もって大難を蒙(こうむ)る。
文王(ぶんのう)これをもってせり。
       (地火明夷)

地火明夷(ちかめいい)の卦(か)は、明をくらます時を説く。
正しい行いを貫こうとすれば迫害に遭うような時である。
周の文王(ぶんのう)は大いなる徳を持つがために
大きな禍(わざわい)を蒙(こうむ)った。
酒池肉林で知られる殷(いん)の紂王(ちゅうおう)によって
幽閉されたのである。
しかし、文王は明徳を内に隠し、争おうとせず、
艱難(かんなん)の時に逆らわずに柔順を貫いた。
そして後に逃れ得て、殷を倒したのである。


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 「見る」は目に見えるモノを見る。
 「観る」は、心の目で観る。
 洞察力で観る、の意。

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