丘園に賁(かざ)る~易経一日一言・2日分/一般の方も参加可能な「易経」講演

作成日:2010年3月23日

今日は、易経一日一言2日分です。
『40歳からの仕事術 II』さんの日記
想定読者層は
経営トップを狙う人材、経営トップとして苦闘する方々を設定して
易経&経営のバーチャルな対談を毎日行っています。

★3月20日の『易経一日一言』(致知出版社)より
☆丘園(きゅうえん)に賁(かざ)る☆
丘園に賁る。
束帛戔戔(そくはくせんせん)たり。
吝(りん)なれども終には吉なり。
            (山火賁)

「丘園に賁る」とは、文飾の時代にあって質素に農耕に力を入れること。
「束帛戔戔たり」とは
進物に使う絹の織物を少しにして倹約すること。
すると、「吝」けちであると非難されるが
実質を重視すれば、本来の豊かさを得て発展することができる。
 
山火賁(さんかひ)の卦(か)は文飾に程良く止まることを説く。
文明や文化は人間社会を発展させるが
過分になると実質が伴わず、本末転倒になるから注意せよと教えている。
★3月21日の『易経一日一言』(致知出版社)より
☆意志薄弱は自らの罪☆
節せざるの嗟(なげ)きとは、また誰をか咎(とが)めん。
              (水沢節)

節制・節約できず、節度を設けられないがために失敗したことを歎いても
それは誰のせいにもできない。
自業自得というものである。
「節せざる」とは、意志が弱く、節することができないこと。
そうすると節操なく欲望に身をまかせ、身を保てずに
嘆くような結果になってしまう。戒めとすべき言葉である。


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一般の方も参加可能な「易経」講演会のお知らせです。    
どなたでもご参加いただけます

1.東洋文化振興会
 平成22年4月10日(土)14時~16時
 タイトル:『易経~兆しを観る』
 会 場 :新日本法規出版本社別館・
      名古屋支社4階「大会議室」
       名古屋市中区栄1-26-11
      (地下鉄伏見駅6番出口徒歩10分)
      地図はこちら
   
 会 費 :毎回 500円
 主催・事務局:東洋文化振興会
 〒485-0011 愛知県小牧市岩崎1159-2 三島徹
         FAX0568-76-7985
         携帯090-4859-4736
2.平成漢学塾
 平成22年4月24日(土)14時~16時
 タイトル:易経に学ぶ経営術・第一講義
      「吉と凶には分かれ目がある」
 会 場 :岐阜市生涯学習センター大研修室
      (JR岐阜駅東・三省堂書店東隣)
 会 費 :個人年会費 6,000円 (全4回)+漢詩(1回~三島講師)
      ※毎回受付にて受講登録受付(途中受講可)
 主催・事務局:岐阜東洋文化振興会
 〒502-0802 岐阜市打越492-4 山田克己
      TEL/FAX 058-231-7346
      携帯  090-8421-5191
ほとんどの私の講演は、企業や官庁関係の主催のため
 一般の方はお聴きいただけません。
 今回は、一般の方もご参加いただけます。

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☆「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
 第4弾は『兆しを観る~風地観・火風鼎』
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 「見る」は目に見えるモノを見る。
 「観る」は、心の目で観る。
 洞察力で観る、の意。

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