2日間の札幌セミナーを終えて、帰宅しました。
ドジ!
出張用のノートパソコンを持って行くのを忘れてました!
★『サン・ジョルディの日』顛末記~続き
※十数年前、新聞に連載したエッセイを加筆修正したものです。
4月23日は『サン・ジョルディの日』!
~女性は愛する男性に本を贈り、男性は愛する女性に花を贈る~
4.ツキの女神に感謝!
スペインに飛ぶ2週間ほど前に、
日本で最大手の広告代理店にこの話を持ち込んだ。
翌年の4月に日本でサンジョルディの祝祭を実現させるためには、
広告代理店が必要だと気づいたからである。
だが相手にされず、一笑にふされてしまった。
でも、へこたれなかった。
次に人を介して名古屋の広告代理店S社の
T社長に話をしてもらったところ、彼は二つ返事で承諾してくれた。
「おもしろい。一緒にやろう」
やっと、友好親善協会の会員が3名になった!
これに勇気を得て
「協会準備委委員長」とエッセイストの肩書の名刺を持ち、
私にとって初めての海外旅行であるスペインへ旅立った。
どうやらツキの女神がついていてくれたようだ。
スペインに入国して5日目、
スペインに住む知人が奔走してくれたお陰で、
カタルニア州政府首相秘書官に会うことができた。
首相秘書官は私の話を聞くや
「日本でのサンジョルディの日を是非とも実現させましょう。
2ヵ月後のわが国のサンジョルディの日に是非ともいらしてください」
と言ってくれた。
これで今回、スペインに足を運んだ成果を得たわけだが、
まだ大切なことがある。
さらに秘書官にこんな要求を出した。
「ありがとうございます。では協会として、
今年4月23日に再びスペインにやってきます。
そのとき、首相に会わせてください」
と、臆することなく要求した。
受け入れられた。
小説みたいな話だが、事実はまさに小説よりも奇なり、
いま当時を振り返っても信じられないほどだ。
しかしこれで終わったわけではない。
ようやくスタート地点に立っただけである。
帰国後、準備委員会から晴れて「日本カタルニア友好親善協会」となり、
4月に再びスペインに向かった。
カタルニア政府からのインビテーション(招待状)を手に、
私とT社長、そしてスペイン語が堪能な社員の三人が、
友好親善協会の幹部としてサンジョルディの現地視察に旅立った…。
(続く)
★4月17日の『易経一日一言』(致知出版社)より
☆雪解けの時☆
天地解けて雷雨作(おこ)り、
雷雨作って百果草木みな甲拆(こうたく)す。
(雷水解)
天と地の気が交わって解け、冬が春へと移り変わる。
春雷や春雨が起こり、雪解けの時が訪れる。
「甲拆す」とは種子の硬い皮が熟して弾けること。
雷雨で地が潤い、百花草木が芽吹くことを表している。
雷水解は困難が解決する時を説く卦(か)。
物事が解決する前には、雷雨のような動きがある。
それをよく見極めて解決へ向けての適切な行動をとることであると教えている。
★4月18日の『易経一日一言』(致知出版社)より
☆過失を赦す時☆
雷雨作るは解なり。
君子もって過を赦し罪を宥(なだ)む。
(雷水解)
雷雨が起こって雪解けとなり、草木が芽吹いて成長するように、
人事の大難が解決し、新たな時を迎える。
上に立つ者は、そこで人の過失を許してやり、
罪を軽減してやることが大切であるという。
大変な困難に直面すると、そこから脱しようとして道を誤る者も出てくる。
しかし、大難が解決をみた時には、皆で喜び、非常時の苦難を思い、
寛大に対処して罪を償いやすくすることが大切なのである。
★4月19日の『易経一日一言』(致知出版社)より
☆苦節十年☆
節は亨る。
苦節は貞にすべからず。
(水沢節)
「苦節十年」とは苦しみに耐え忍び、志を遂げることを意味する言葉。
美徳とされるが、この「苦節」の出典が「苦節は貞にすべからず」。
「貞」とは、正しい、固い。
「節」は竹の節で、次に伸びてゆくために程よい節目を設けること。
節度とは適度な度合いをいい、
節約は費用の無駄を省くこと、節食は適度な食事量に減らすこと。
だが、節しすぎると体を壊すこともある。
あまり堅く厳しく節制すると道が窮まってしまうという教えである。
『易経一日一言』(致知出版社)
☆『40歳からの仕事術 II』さんの日記
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「見る」は目に見えるモノを見る。
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