疑心暗鬼~いたずらに凶を忌(い)み、脅(おび)えない~2日分の易経一日一言

作成日:2010年5月26日

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         ★
昨日の易経一日一言をUP出来なかった。
今日は2日分をUPします。
★5月24日の『易経一日一言』(致知出版社)より
☆疑心暗鬼(ぎしんあんき)☆
そむきて孤(ひとり)なり。
豕(いのこ)の塗(どろ)を負(お)うを見、
鬼(き)を一車(いっしゃ)に載(の)す。
先にはこれが弧を張り、後にはこれが弧を説(と)く。
(火沢けい)

火沢けい(かたくけい)は背(そむ)く、疑う時を説く。
「そむきて孤(ひとり)なり」は、背いて逃げて孤立すること。
「豕の塗を負う」とは泥だらけの醜悪な豚。
「鬼を一車に載す。」は化け物が車に乗っている様。
弓で射ようとするが、よく見れば錯覚と気づき、疑い晴れて弓を捨てる。
猜疑心と思い込みから被害妄想に陥り、恐れるほどに忌み嫌う。
まさしく疑心暗鬼の構造である。
★5月25日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
いたずらに凶を忌(い)み、脅(おび)えない
吉凶とはその失得を言うなり。
          (繋辞上伝)

吉は良い事が起き、凶は悪い事が起きるというのが一般の解釈だが、
吉凶を受動的にとらえると、時の変化に翻弄される。
 
吉とは正しい道を得る、凶は正しい道を失うこと。
春に種を蒔けば実りを得るし、冬に種を蒔けば実りを失うということだ。
 
結果を得るか失うかという能動的視点に立ち、
対処を探求して努力邁進
するならば、
「禍(わざわい)を転じて福と為す」道も見出せる。
 
易経を学んだ人々は、
「いたずらに凶を忌み、脅えなくなった」という。

『易経一日一言』(致知出版社)
「易経」一日一言.jpg
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40jinnsei.jpeg   (’07.12月日経新聞)
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