NHK文化センター「現代に生きる易経入門」講座
13年間続けて易経本文を読んでいるが、この秋から14年目にはいる。
1997年に易経全文を通読し終えたが、10年かかった。
そしてまた改めて、『乾為天』から読み始め、昨夜『坤為地』を読み終えた。
乾卦と坤卦を読むのに3年かかったことになる。
次回からは『水雷屯(すいらいちゅん)』に進む。
★7月15日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆小を積み重ねる☆
徳に順(したが)い、小を積みてもって高大なり。
(地風升)
地風升(ちふうしょう)は昇り進む時を表す卦(か)である。
「升(しょう)」とは小さな芽が昇り進んで、大木に成長することを意味する。
昇り進むためには、徳を養い、
些細に見えても小さな事を日々刻々積み重ねていくことだ。
そうすれば、いつの間にか、高く、大きく成長する。
『易経一日一言』(致知出版社)