耳目聡明の出典~「鼎(かなえ)の軽重(けいちょう)を問う」易経一日一言

作成日:2010年7月19日

女優の三林京子さんが昨夜の丸勢会のゲスト。
気さくで気風のいい素敵な女性です。
写真は後日UPします~♪
今週末は札幌セミナーだが、
レジメがまだだった!
大急ぎで準備せねば~~~(汗!)
★7月18日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆耳目聡明☆
巽(そん)にして耳目聰明なり。
        (火風鼎)

火風鼎(かふうてい)の「鼎(てい)」は、天への供物を煮炊きする大鍋である。
重要な祭器であり、古代中国では国威を表す象徴であった。
そこから統治者の実力や国家権威を疑うことを
「鼎(かなえ)の軽重(けいちょう)を問う」というようになった。
 
鼎(かなえ)は王が賢人に饗する際にも用いられた。
賢人が多く集まれば鼎(かなえ)は重く大きくなる。
「巽(そん)」は従順、謙虚。
リーダーが謙虚に賢人の意見に耳を傾け、「耳目聡明」であれば、
国の権威は保たれ、鼎(かなえ)の軽重(けいちょう)を問われることはない。

『易経一日一言』(致知出版社)
「易経」一日一言.jpg

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