慎独(しんどく)のすすめ~夕べにてき若(じゃく)たり~易経一日一言

作成日:2010年8月10日

旅と5日間の留守の後始末でドタバタの一日(汗!)
写真のUPはもう少しあとで~~
★8月8日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆慎独(しんどく)のすすめ――夕べに てき若(じゃく)たり☆
夕べに てき若(じゃく)たり。
あやうけれども咎(とが)なし。
          (乾為天)

日中はひたすら前向きに物事を推し進めるが、
夜独りになったときには畏(おそ)れ悩むほどに一日を省みる。
そのようであれば、地位が危うい時であっても、
落ち度があって咎められることはない。
 
一つの道を究めるためには、
自らの危うさに学び、反省することが求められる。
物事の基礎を身につけ、ある程度できるようになると、
気が緩み、些細なミスを起こすようになる。
これを放っておくと重大な事件につながりかねない。
 
失敗に学べというが、夜独りになったときに、三十分でいいから、
細心の注意を払って、その日の自分の行動を省みる。
「今日は本当にこれでよかったのか、もっといい方法はなかったか」と
繰り返し反省し、直すべきことがあれば次の日に実践する。
このような反省が人間を育て、その人の技術や質に、
より一層磨きをかけることになる。
「てき若(じゃく)」とは
畏(おそ)れかしこまり、独りを慎む(慎独)こと。
客観視する技術でもある。

『易経一日一言』(致知出版社)
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『人生に生かす易経』の増刷(3刷り目)が出ました。
40jinnsei.jpeg   (’07.12月日経新聞)
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