飛んで火にいる夏の虫~易経一日一言

作成日:2010年8月29日

本日です!8/28碧南(愛知)に、日本最高のシューマン奏者・小林五月がやってくる!!
「ツキに頼らないこと~易経が教えるツキとは
   ~僥倖は落とし穴? 」  復刻版

★8月28日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆飛んで火にいる夏の虫☆
突如(とつじょ)それ来如(らいじょ)たり。
焚如(ふんじょ)たり、死如(しじょ)たり、棄如(きじょ)たり。
                      (離為火)

突然として飛んできて、焼かれて、死んで、棄てられる。
この一文は「飛んで火にいる夏の虫」という喩えに使われる。
 
離為火(りいか)は「火」を表す卦(か)。
火は何か付くことで燃えることから、陰の徳である。
付き従う精神がなければ、正しく能力を発揮することができない。
 
勢いに乗って才能を振りかざし、激しさだけで燃えさかろうとすれば、
自ら火に焚かれ、一瞬にして明を失うことになる。

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