★9月18日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆「節」の徳☆
数度(すうど)を制し徳行(とっこう)を議(ぎ)す。
(水沢節)
「数度(すうど)を制し」とは、数々の事柄において、
度合いの違いを踏まえること。
国や組織のリーダーたる人は、数々の事柄の度合いを知り、
その時々、適度に事にあたらなくてはならない。
度は過ぎても過ぎずとも弊害が起きる。
その時の分限に合わせた度合いを考え、
最適な条件を備えた規則を設ける。
そのうえで自由に活動することが、「節」の教える徳である。