札幌からです。
昨夜は札幌倫理法人会で講演会。
女性だけの講演会で、70名と聞いていたが
男性も多く参加、150名くらいだった。
とても活発な会で楽しくお話させていただきました。
今日は札幌易経セミナー応用編
明日は札幌易経セミナー入門編
15日月曜日に名古屋へ帰ります。
★11月13日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆破れることを知る☆
終わりを永くし敝(やぶ)るるを知る。
(雷沢帰妹)
雷沢帰妹(らいたくきまい)の卦(か)は、
若い女性から求めて嫁いでいく時を説く。
若い女性を喩えに出すのは、
幼い一時的な感情で動く傾向があるからである。
そのようにして始まった婚姻は、
長くは続かず破局すると教えているのである。
婚姻に限らず、一時の喜びや、
有頂天になって動いた事物は後に必ず破れる。
冷静になって、長く続くことは何かと
考えてから行動するようにすべきである。
★11月14日の一日一言~『易経一日一言』(致知出版社)より
☆陰の魔性☆
?(こう)は女(じょ)、壮(さか)んなり。
この女(じょ)を取るに用うるなかれ。
(天風?)
天風?(てんぷうこう)の「?(こう)」は
「陰と陽が思いがけなく遇(あ)う」という意味。
陽気壮(さか)んな中に陰が入り込むため、男女の出逢いに喩えられる。
男性社会に魔性を秘めた美しい女性が一人、入ってくる。
男性は女性に圧倒されるが、決して重用してはならない。
楊貴妃をはじめ、古代中国には
美しい女性が一国の滅亡の原因になった例が多い。
陽気壮(さか)んな中に入り込んだ陰は、
知らぬ間に勢力を増幅させ、国を傾かせるのである。
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
「見る」は目に見えるモノを見る。
「観る」は、心の目で観る。
洞察力で観る、の意。