兆しが報せる~帝王学の書~11月24日の易経一日一言 (2)

作成日:2010年11月25日

久し振りに事務所へ、事務の日。
今夜はNHK文化センター「易経」講座
~帝王学の書~11月24日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆兆しが報せる☆
君子は微(び)を知りて彰(しょう)を知り、柔を知りて剛を知る。
                   (?辞下伝)

「微(び)」は時の機微、兆し。
「彰(しょう)」は明らかにする。
つまり、微細なる機微が物事を彰(あきら)かにすることを知る、という意味。
 
ほんの些細な兆しを察知して、それがいかに発展していくか、
どのような現象が起きてくるかということを、
すべて知ることができる、というのである。
「剛柔を知る」とは、その物事の裏表、ありさまを知り、
いかようにも行動できるということ。
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
 第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
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 「見る」は目に見えるモノを見る。
 「観る」は、心の目で観る。
  洞察力で観る、の意。

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