久し振りに事務所へ、事務の日。
今夜はNHK文化センター「易経」講座
~帝王学の書~11月24日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆兆しが報せる☆
君子は微(び)を知りて彰(しょう)を知り、柔を知りて剛を知る。
(?辞下伝)
「微(び)」は時の機微、兆し。
「彰(しょう)」は明らかにする。
つまり、微細なる機微が物事を彰(あきら)かにすることを知る、という意味。
ほんの些細な兆しを察知して、それがいかに発展していくか、
どのような現象が起きてくるかということを、
すべて知ることができる、というのである。
「剛柔を知る」とは、その物事の裏表、ありさまを知り、
いかようにも行動できるということ。
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
「見る」は目に見えるモノを見る。
「観る」は、心の目で観る。
洞察力で観る、の意。