~帝王学の書~11月26日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆部下の心得☆
章(あや)を含みて貞にすべし。
(坤為地)
「章(あや)」はきらりと光るもの、才能、才覚をいう。
これは臣下、部下の道を示している言葉。
「章(あや)を含む」とは、明徳をあらわにしないこと。
つまり、才覚をひけらかさず、命ぜられることにじっと耐えて従うこと。
それが部下の道だと教えている。
現実を見ても、才能と知恵のある部下ほど、
時に才覚を発揮してもひけらかさず、
功績が認められなくても不満をいわないものである。
やってます~♪
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
「見る」は目に見えるモノを見る。
「観る」は、心の目で観る。
洞察力で観る、の意。