幾と機と期を観る~帝王学の書~11月30日の易経一日一言 (3)

作成日:2010年12月1日

~帝王学の書~11月30日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆幾と機と期を観る☆
「幾」は、「ごく僅(わず)か」「兆し」「機微」を意味する。
「機」は仕掛けを動かす小さな木軸。
そこから、物事の仕組みのツボ・勘所という意味がある。
「期」は約束された時。時が熟し、満ちることである。
「幾と機と期を観る」とは、物事を成し遂げるために必要な力である。
 
ごくわずかな物事の変化の兆しを察し、
その物事を動かす勘所に焦点を合わせたら、後は、
時の熟するのを待つことが大切である。
/やってます~♪
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
 第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
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 「見る」は目に見えるモノを見る。
 「観る」は、心の目で観る。
  洞察力で観る、の意。

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