これから東京へ、出版社と打ち合わせ。
夜は会食。
今日は2日分です。
~帝王学の書~12月1日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆神 武(しんぶ)☆
神(しん)はもって来(らい)を知り、
知はもって往(おう)を蔵(おさ)む。
それたれかよくこれに与(あずか)らんや。
古の聡明叡知、神武(しんぶ)にして殺さざる者か。
(?辞上伝)
霊妙な徳をもって未来を知り、過ぎ往く過去を蔵(おさ)める叡知を持つ。
過去と現在、未来を掌握するなど誰ができるだろうか。
それは聡明叡知にして、神武(しんぶ)を持ち、
人を殺さなかった古代の聖人であろう。
「神武(しんぶ)」とは、神の如き武勇。
刑罰を用いたり威嚇しなくても、人が心服する武徳。
神武天皇の諡(おくりな)の出典という説もある。
~帝王学の書~12月2日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆正しいことを誇らない☆
世に善くして伐(ほこ)らず、徳博くして化す。
(文言伝)
正しいことをしたから、
あるいは素晴らしい商品を世に出して賞賛を得たからといって、
誇ってはいけない。
それは当たり前のことをしただけのことだから、
正しくない人や、それができなかった人を責めてはならない。
すると、その徳は世に広まり、人を感化する。
その姿勢と行いが当たり前のこととして世の中に広まり、
人々は感化されるのである。
やってます~♪
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
「見る」は目に見えるモノを見る。
「観る」は、心の目で観る。
洞察力で観る、の意。