~帝王学の書~12月20日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆消息盈虚(しょうそくえいきょ)☆
君子の消息盈虚(しょうそくえいきょ)を尚(たっと)ぶは、
天の行(おこない)なればなり。
(山地剥)
山地剥(さんちはく)の「剥(はく)」は剥(そ)ぎ落とす、削る。
陰の勢いが盛んになり、陽が衰える時で、陥落、崩壊などを意味する。
「消息盈虚(しょうそくえいきょ)」とは消えてはまた息吹き、
満ちてはまた虚しくなること。
朝は夜になり、夜はまた朝になるように、
陰陽二つの気が入れ代わり立ち代わり変化することをいう。
易は変を尊ぶ。
変化がなければ、発展もない。
過酷な時代の到来にも、進退を決し、応じていくことが大切である。
やってます~♪
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
「見る」は目に見えるモノを見る。
「観る」は、心の目で観る。
洞察力で観る、の意。