大地の力~帝王学の書~1月7日の易経一日一言 (4)

作成日:2011年1月8日

~帝王学の書~1月7日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆大地の力☆
坤(こん)は厚くして物を載せ、徳は无疆(むきょう)に合し、
含光弘大にして、品物ことごとく亨(とお)る。
              (文言伝)

「坤(こん)」は「地」を表し、陰陽の「陰」を表す。
「无疆(むきょう)」の「无(む)」は無、
「疆(きょう)」は境の古字で境界のないこと。
陰の象徴である大地はありとあらゆるものを
「无疆(むきょう)」に載せて、受容し、育成し、蓄える。
生命も物も一つひとつ豊かに形成して伸びていく。
 
陰の力は限りなく広大であり、
どんなものでも受け入れて生かし、育てていくパワーを持っている。
『40歳からの仕事術 II』さんの日記で
易経&経営のバーチャルな対談を今年も再スタートしました。

★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
 第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
itunestore_audiobook4.gif
 「見る」は目に見えるモノを見る。
 「観る」は、心の目で観る。
  洞察力で観る、の意。

関連記事