易の三義~帝王学の書~1月31日の易経一日一言 (3)

作成日:2011年2月1日

今日は東京へ、午後は編集者との打ち合わせ。
明日はアスカ東京セミナー応用編、
あさって2日はアスカ東京セミナー入門編で
終了後は名古屋へ帰ります。
~帝王学の書~1月31日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆易の三義☆
「易」は一字で変易・不易・易簡の三つの意味を持つ。
これを「易の三義」という。
「変易」――森羅万象、すべて一時たりとも変化しないものはない。
「不易」――変化には必ず一定の不変の法則性がある。
「易簡」――その変化の法則性を我々人間が理解さえすれば、
      天下の事象も知りやすく、分かりやすく、
      人生に応用するのが簡単である。
宇宙は刻々と変化してやまない。
時は巡りめぐって一時たりとも止まず、すべての物事は変化し続ける。
ゆえに「変易」である。
また、森羅万象は刻々と変化するが、そこには必ず一定不変の法則がある。
一日は朝・昼・晩、一年は春・夏・秋・冬と順序を違えずに巡る。
ゆえに「不易」である。
「易簡」は「簡易」ともいわれる。
易しくてシンプルで簡単という意味である。
すべてのものは変わる、そしてその変わり方には
一定不変の法則があって、その法則は変わらない。
その法則を素直に見て、素直にわかろうとしたら、
とても易しく、私たちの人生にも容易に応用できるのである。
『40歳からの仕事術 II』さんの日記で
易経&経営のバーチャルな対談を今年も再スタートしました。

★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
 第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
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 「見る」は目に見えるモノを見る。
 「観る」は、心の目で観る。
  洞察力で観る、の意。

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