今日はこれから東京へ。
夕方、編集者と打ち合わせ。夜は河豚の店へ♪
3月1日はアスカ東京セミナー応用編。
夜はLA会に出席~講師はセーラー万年筆社長。
2日はアスカ東京セミナー入門編、終了後は名古屋へ帰る。
今日の易経一日一言は3日分。
~帝王学の書~2月28日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆時 中(じちゅう)☆
「時中(じちゅう)」とは時に中(あた)る。
時の的を射ることをいう。
「中」は中庸の中である。
ここでいう「時」とは、時間だけでなく、空間、環境も包含している。
春に種を蒔くように、
最も適切な当たり前の行動・対処をすることが大切なのである。
とはいえ、混迷した時に何が最も適切かを判断するのは至難の業である。
常に変化する時の的を鋭く射ることは容易ではない。
しかし、どんな時でも、必ず「時中(じちゅう)」がある。
それを見極め、時に趣く――この精神が易経の本懐である。
~帝王学の書~3月1日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆栄枯盛衰の道理☆
易(い)なればすなわち知り易(やす)く、
簡(かん)なればすなわち従い易(やす)し。
(?辞上伝)
「易(えき)」とは変化を意味する。
易経の思想は陰陽説を根本として、すべての事象は春夏秋冬、
日月(じつげつ)の巡りの自然の摂理にしたがって変化するとしている。
これを基に歴史、政治、経済、組織、個人の人生に至るまで、
あらゆる事象に通ずる栄枯盛衰の変化の道理を説く。
易(やさ)しく知りやすい、簡略な原理原則である。
誰もが日常に用いて、従い行うことができる教えである。
~帝王学の書~3月2日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆窮まれば変ず☆
易(えき)は窮まれば変ず。
変ずれば通ず。 通ずれば久し。
(?辞下伝)
陰が極まれば陽になり、陽が極まれば陰に変化する。
冬が極まれば夏へ、夏が極まれば冬へ向かう。
同様に、物事は行き詰まることがない。
窮まれば必ず変じて化する。
変化したら必ず新しい発展がある。
それが幾久しく通じて行って、それがまた生々流転(せいせいるてん)する。
「通ず」とは成長を意味する。
新たな変化なくして成長発展はない。
易(えき)が最も尊ぶのは新たな変化である。
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
「見る」は目に見えるモノを見る。
「観る」は、心の目で観る。
洞察力で観る、の意。