性命(せいめい)を正しくす~帝王学の書~3月4日の易経一日一言

作成日:2011年3月5日

~帝王学の書~3月4日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆性命(せいめい)を正しくす☆
おのおの性命(せいめい)を正しくし、
大和(だいわ)を保合(ほうごう)するは、
すなわち利貞(りてい)なり。
          (乾為天)

天道の働きに養われ、生きとし生けるものはそれぞれ、
生まれながら持っているもの(性)と、
天から授けられた天の働きと同じ力(命)を活かして、物事を成就する。 
「大和(だいわ)を保合(ほうごう)する」とは、
大きな調和を失わないこと。
個々がそれぞれに、男子たらんと、母たらんと、
教師たらんと自分に与えられた天賦・職分を果たす。
これこそ正しく宜しい道であり、それが世の調和を保つのである。
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
 第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
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 「見る」は目に見えるモノを見る。
 「観る」は、心の目で観る。
  洞察力で観る、の意。

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