経 綸(けいりん)~帝王学の書~3月8日の易経一日一言

作成日:2011年3月9日

久し振りに事務所へ出る。
午前中はスタッフの研究会。
終了後、昼食を兼ねて打ち合わせ。
午後は事務処理。
夜は陶潜の会。
~帝王学の書~3月8日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆経 綸(けいりん)☆
君子もって経綸(けいりん)す。
          (水雷屯)

「経綸(けいりん)」は、国家の秩序をととのえ、治めること。
「経(けい)」は織物の機(はた)を織る縦糸で、横糸は緯(い)。
「綸(りん)」は、機(はた)を織っていく最初に
糸をピンと張って整えること。
 
国づくりだけでなく、起業にしても、新生の時は混乱する。
治め整えるためには、まずは縦糸となる大綱(たいこう)、
大よその枠組みを決めなくてはいけない。
それから、横糸を細目にわたって織って整えていく。
これこそシステム作りの原点である。
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
 第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
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 「見る」は目に見えるモノを見る。
 「観る」は、心の目で観る。
  洞察力で観る、の意。

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