聖賢を養う~帝王学の書~3月23日の易経一日一言 (2)

作成日:2011年3月23日

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~帝王学の書~3月23日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆聖賢を養う☆
聖人は亨(ほう)してもって上帝を享(まつ)り、
大亨(たいほう)してもって聖賢を養う。
                (火風鼎)

古代中国では国を訪れる賢人を城に招き、
豪華な食事を振る舞い、今でいうシンポジウムを開いていた。
当時の賢人たちは情報の宝庫であり、
また賢人と語らうことは外部の意見を聞く貴重な機会であった。  
 
そのために天帝への供え物よりも多くのものを賢人たちに饗して遇した。
国を守るために賢人の意見に耳を傾けることは、昔も今も重要なことである。
 
この火風鼎(かふうてい)は賢人を養う時を説く卦(か)。

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