苦しみを脱する時が必ず来る~習坎~帝王学の書~4月16日の易経一日一言 (3)

作成日:2011年4月17日

~帝王学の書~4月16日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆習 坎(しゅうかん)☆
習坎(しゅうかん)は、孚(まこと)あり。
維(こ)れ心亨(とお)る。
行けば尚(たっと)ばるることあり。
              (坎為水)

坎為水(かんいすい)の卦(か)は易経六十四卦の中の四大難卦の一つ。
非常な険難の時を表す。
「習坎(しゅうかん)」の「坎(かん)」は土が欠けると書いて、穴。
「習」は習う、繰り返す。
つまり、穴また穴に陥るというわけで、
苦しみが一層の苦しみを呼び、繰り返すことをいう。
 
それほどの苦しみをどうやって脱すればいいのか。
「孚(まこと)」は、約束事、信じる心、信念、
そして誠心誠意の真心などの意味がある。
「維(こ)れ心亨(とお)る」とは、
この苦しみを脱する時が必ず来ると信じること。
そのようにして苦難と真っすぐに向き合い、耐え続けたならば、
その誠心と信念によって、いかなる険難をも乗り越えられるというのである。
 
人は誰しも、できれば険難に陥りたくはないと思うものだが、
その一方で、苦しみほど人を育てるものはない。
 
この坎為水(かんいすい)の卦(か)は
別名「習坎(しゅうかん)」と呼ばれる。
険難の時に繰り返し習うことを意味するこの言葉を
先人は畏(おそ)れ、尊んできたのである。
        ☆

3月11日に発生した東北関東大地震で被災された方々に
心よりお見舞い申し上げます。

(有)竹村は、自分たちに出来ることは何かを考え、
心ばかりの義援金を日本赤十字社を通して3/15にお届けしました。
被災地の一日も早い復興を心よりお祈りしています。
義援金窓口  郵便局・ゆうちょ銀行
口座記号番号   00140-8-507
口座加入者名   日本赤十字社 東北関東大震災義援金
取扱期間     平成23年3月14日(月)~平成23年9月30日(金)
※寄付金額は、2,000円以上から受け付けています。
※詐欺義援金募集にご注意ください。
[担当窓口]日本赤十字社 東北関東大震災義援金担当
Tel: 03-3437-7081  E-mail: info@jrc.or.jp
        ☆
4/13中日新聞朝刊に小出裕章さんのインタビュー記事が掲載された。
シャルドネさんの日記
☆リスクアセスメントの濱田勉さんは以前から
 「安全とは何か?」と、提唱されていた。
 待望の2冊目を出された。
    ↓
 『安全は対策から戦略へ~リスクアセスメントの本質~』 労働調査会
小出裕章先生 bot(非公式まとめ)
山本真司さんが新刊を出版!
えりちゃん~お寺でチャリティーコンサート
        ☆

2011年日本でで26回目!
1.『サンジョルディの日』日本導入顛末記

4月23日は『サン・ジョルディの日』!
~女性は愛する男性に本を贈り、男性は愛する女性に花を贈る~
2.『天才的 「詐欺師」!?!』
よびりんさん、ありがとう!
        ☆

小林五月~日本最高のシューマン奏者が
5/23(月)名古屋にやってくる!!

プロフィールその他は ↑ クリック!
小林五月リサイタル.JPG
        ☆
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
 第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
itunestore_audiobook4.gif
 「見る」は目に見えるモノを見る。
 「観る」は、心の目で観る。
  洞察力で観る、の意。

関連記事