~帝王学の書~6月18日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆節 度☆
節してもって度を制すれば、財を傷(やぶ)らず民を害せず。
(水沢節)
節するに度を弁(わきま)えたならば、過不及なく財を守り、
人に迷惑をかけることもない、といっている。
竹は節目で一度塞(ふさ)がり、また通る。
程よい節を設けることで、真っ直ぐに生長していく。
そこから「節」には、程良く節する、
また物事の通塞を知り、出処進退を弁(わきま)えるという意味がある。
会社組織も家庭も、「節」によって経済は守られるのである。
『易経一日一言』(致知出版社)