~帝王学の書~6月19日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆分相応☆
君子もって思うことその位を出でず。
(艮為山)
君子は自分の思いが分限や器量(位)に止まり、
力量以上のことをいたずらに欲しない。
そういう姿勢に徹すれば、自然に「これは自分らしくない」と、
本来の自分に相応しいところに思い止まることができる。
艮為山(ごんいざん)は止まる時を説く卦(か)。
分相応であることの大切さを教えている。
『易経一日一言』(致知出版社)
作成日:2011年6月20日