断食後の反動を防ぐには /リーダーの心得―飛龍天に在り~帝王学の書~8月12日の易経一日一言

作成日:2011年8月13日

爽やかな目覚めの日が続く~♪
6日間断食後の回復食に入って今日は2日目。
お粥と生野菜少々&豆腐を普段の1/3の量を昼夕2回。
ゆっくりと戻してゆきます。
断食直後の昨日の朝よりも今朝の体重の方が0.5Kg減少。
これは、昨日の日記にも書いたが
澄まし汁の塩分のむくみが回復食で自然にとれるから。
全身を鏡に映すと今朝のほうが遥かに痩せてみえる。
※断食は私にとって修行でなく
“道楽&健康管理”、今年は41回めです。
興味のある方は
2004年34回目の澄まし汁断食のレポートが詳しいです。
食は命なり~江戸時代の人相見・水野南北もどうぞ!
       ☆
   『断食後の反動を防ぐには』
 50年ほど昔、父が断食道場で断食をした。
  その時は 余り興味が湧かなかった。
  私が 初めて断食をしたのは 41年前。
  ふらりと入った古本屋で見つけた
  【西医学断食法】という本が きっかけ。
 一読して 「面白いな、やってみよう」。
  自宅で断食を始めたものの、
  3日目になって 突然コロッケが食べたくなり、
  近くの市場で買って 一気に5~6個食べた。
  頭の皮が キーンと突っ張ってきて 慌てたっけ。
  2ヵ月後、「小田原断食道場」で1週間の本断食。
  このときは断食に関しては、上手くいった。
  しかし、回復食の段階で 食べ過ぎた。
  断食の反動で 口が卑しくなってしまうのだ。
  その後は 回復食期間まで 断食道場にいるようにした。
  
  ここ30年ほどは反動が出ない。
  反動の原因がわかったからだ。
  断食中の精神状態をどのように方向付けるかで、
  断食の成功と失敗が決まる。
  断食前、減食期間、断食中も“平常心”でいること。
  特に断食中の「あれが食べたい、これが食べたい」や、
  「普通食に戻ったら○○を食べよう、△△を食べに行こう」が良くない。
  これは“反動の種”を蒔くようなもの、肥料や水をやって育てているのだ。
  断食後の回復食~普通食への移行がスムーズに行くのは
      食に対する平常心 のみ。
  いろいろな道場で断食をした。
  それぞれ個性的な道場主がいて、
  断食といっても 様々な療法があることを知った。
  いまは当時の道場主たちは 亡くなり
  道場も数えるほどしかない。
  道場に来る人々は 皆、病気治療が目的で
  私が「断食は趣味」と言うと 吃驚されたものだ。
  25年ほど前からは 自宅断食になった。
           ●
  5歳の頃、家のごはんが玄米になった。
  亡・二木謙三先生の指導だった。
  病気がちだった家族が 健康になった。
  私も風邪を引かなくなった。
  それ以降の 父の人生は 亡くなるまで
  「玄米食普及」と「世界連邦」だった。
           ☆
~帝王学の書~8月12日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆リーダーの心得――飛龍天に在り☆
飛龍天に在り。
大人(たいじん)を見るに利(よ)ろし。
           (乾為天)

「飛龍」は、空を翔け、雲を呼び、万物を育む雨を降らせる。
これは多くの力を集め、人間社会に
大きく貢献するリーダーになることを意味する。
社会的に認められ、お金も儲かり、人も集まってくるようになる。
 
しかし、こういう時は「好事魔多し」で、尋常ではない勢いもつきやすい。
「大人(たいじん)を見るに利(よ)ろし」とは、
組織の頂点に達した時こそ驕らず、
周りの人、すべてのものから見習うべきだと教えているのである。
『易経一日一言』(致知出版社)
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