昨日の続きです。
「ツキに頼らないこと~易経が教えるツキとは
~ツキと僥倖(ぎょうこう)の違い 」 復刻日記
★ベストセラー商品とロングセラー商品の比較考察。
【 ベストセラー商品は不安定 】
ベストセラー商品がなぜ不安定なのかというと、
その商品をいつでも提供できるように、
絶えず確保しておかなければなりません。
そのブームが、いつまで続くかわからないのに、です。
そしてある日突然、売れなくなって、
大量の不良在庫をかかえることになります。
これは、‘僥倖’に似ています。
【 ロングセラー商品は安定 】
ロングセラー商品は 安定しています。
増えもせず、減りもせず、
涸れない泉のように時代の流れに関係なく
ほぼ一定の数量を維持して売れ続けます。
これは自然体で、‘ツキ’に似ています。
不思議な 面白い現象がたび重なるときがあります。
それは一見些細に見えることが多いようです。
遊びに行ったら必ず晴れるとか。
会いたい人がいればひょっこりとその本人が訪ねて来たり。
何かが必要だなと思うとそれが飛び込んでくるとか。
モノ・事・人や言葉が変に符合するとか。
これらはすべて「自然体」でいるときです。
春に種を蒔けば、秋の実りを迎えることができます。
春に時をぴったり「中」して種を蒔くから、
必ず秋の実りを迎えることができるわけです。
一方、冬に種を蒔いても実らないのは
自然に反しているからです。
私たちも冬に種を蒔けば実らない。
要するに、齟齬(くい違い)をきたすような場合は
自分が鈍くなっている時です。
必ず、不自然なことを何かやっています。
つづく
よろしければ応援の↓クリック↓を~(^^)
★「ツキに頼らないこと~易経が教えるツキとは
~僥倖(ぎょうこう)は落とし穴? 」
【失敗した時に、
ツイテいなかったから、と思う人は、
必ず運が悪くなります】
★ツキに頼らないこと 易経が教えるツキとは
【 本人の器以上のツキは不祥、ツキに夢中にならず、ツキを育てよう 】
※不祥(ふしょう)は 不吉の意
~帝王学の書~8月21日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆時と呼吸を合わせる☆
小畜(しょうちく)は、亨(とお)る。
密雲あれど雨ふらず。
(風天小畜)
空に黒い密雲が広がって、やがて大雨になる。
しかし風が吹いて雲の力を和らげて未だ雨が降らない。
実行している計画が小さな障害で止められると
焦れったく、イライラするが、
障害がある場合は、一呼吸おくことが大切であり、
無理に進めてはならない。
心の柔軟さをもって時を静観し、間合いをとりながら、
今一度力を蓄え、最良の時機を見極めることを教える言葉である。
『易経一日一言』(致知出版社)