器以上のツキは不吉/力小にして任重ければ~帝王学の書~8月20日の易経一日一言

作成日:2011年8月22日

昨夜の、よびりんさん&美女達&リチャードの会
楽しかった~~~~~!!
さて、昨日の続きです。
ツキに頼らないこと 易経が教えるツキとは
【 本人の器以上のツキは不祥、ツキに夢中にならず、ツキを育てよう 】
 ※不祥(ふしょう)は 不吉の意
 
「拠(よ)るべき所にあらずして拠(よ)れば、身必ず危し」
              (易経・繋辞下伝より)
「待ちぼうけ」という歌があります。
       北原白秋作詞・山田耕筰作曲。
 
待ちぼうけ 待ちぼうけ 
ある日 せっせと 野良かせぎ 
そこへ兎が飛んで出て 
ころり ころげた 木のねっこ 
待ちぼうけ 待ちぼうけ 
しめた これから寝て待と 
待てば獲ものは駆けて来る 
兎ぶつかれ 木のねっこ 
待ちぼうけ 待ちぼうけ 
昨日鍬とり 畑仕事 
今日は頬づえ 日向ぼこ 
うまい伐り株 木のねっこ
 
待ちぼうけ 待ちぼうけ 
今日は今日はで 待ちぼうけ
明日は明日はで 森のそと 
兎待ち待ち 木のねっこ 
待ちぼうけ 待ちぼうけ 
もとは涼しい黍畑(きびばたけ) 
いまは荒野の箒草(ほうきぐさ) 
寒い北風 木のねっこ
※この歌詞の元は中国の「荘子」の寓話
 「守株の話」を歌ったものです。
 宋の国の農夫がある日、桑畑で野良仕事をしていると、
 突然兎が飛び出して、桑の木の根っこに当って気を失ったので、
 農夫は労せずに兎を得た。
 それからは来る日も来る日も
 桑の根株を見守って兎を待ちかまえた。
 しかし兎は二度と現れず、
 毎日を待ちぼうけて過ごすうちに
 田畑が荒廃してしまった、というお話。
 
 さて、この寓話に登場する「兎」が
 農夫にとっての‘僥倖’です。
 兎を何の苦労もなく手に入れました。
 すご~く、得しちゃたんですね。
 「おっ、ラッキー!」てなわけです。
 そして次からは僥倖を期待するわけですね、
 何もしないで。
 ところがその僥倖は二度と来ない。
 「待ちぼうけ」になる。
 僥倖(ぎょうこう)とは、思いがけない幸運の意味。
 僥倖は持続しません。
 僥倖は落とし穴です。
 ツキと僥倖は「似て非なるモノ」です。
                     つづく
「ツキに頼らないこと~易経が教えるツキとは
   ~僥倖は落とし穴? 」

【失敗した時に、
  ツイテいなかったから、と思う人は、
           必ず運が悪くなります】

~帝王学の書~8月20日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆力小にして任重ければ☆

徳薄くして位尊く、知小にして謀(はかりごと)大に、
力小にして任重ければ、及ばざること鮮(すくな)し。
                  (?辞下伝)

道徳が薄くて地位だけが高く、少しの智慧で大業を起こし、
力が小さいのに責任が重ければ、たいてい禍(わざわい)が及ぶものである。
及ばないのは稀であるといっている。
 
これは、国家でいえば大臣、
会社組織でいえば重役の位置にある人についての言葉である。
知(智慧)仁(徳)勇(力量)の徳は、
どれ一つ欠けても任務を負えない必需の徳である。
『易経一日一言』(致知出版社)
「易経」一日一言.jpg
今夜は
よびりんさんと美女の会! & 歌って踊れるリチャード乱入!

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