~帝王学の書~9月10日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆始まりを弁(わきま)える☆
帰妹(きまい)は人の終始なり。
説(よろこ)びてもって動く。帰(とつ)ぐところのものは妹(まい)なり。
征(ゆ)けば凶なりとは、位当たらざればなり。
(雷沢帰妹)
女性がお嫁に行くのは、妻としての人生の始まりである。
しかし、若い女性のほうから夢中になって嫁いでいくのは
始まりの立場を誤っている、と教えている。
ここでは男女の婚姻に喩えているが、何事も始めが肝心である。
一時の感情で意気投合し、
お互いの立場(位)を弁(わきま)えずに始めたものは、
結局、成り立つことはない。
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☆「人生万事塞翁が馬」 復刻版
よく訊かれる質問がある。
運が強い人と弱い人は、どこでその差が生じるのかと。
☆
10月8日(土)14時~16時
東洋文化振興会(名古屋)で講演
※どなたでもご参加いただけます
タイトル:『易経~天雷无妄(むぼう)~自然体・無作為・天災と人災』
会 費 : 500円
『易経一日一言』(致知出版社)