困苦の時の対処~帝王学の書~9月21日の易経一日一言

作成日:2011年9月22日

~帝王学の書~9月21日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆困苦の時の対処☆
言うことあるも信じぜられずとは、
口を尚(たっと)べばすなわち窮するなり。
            (沢水困)

沢水困(たくすいこん)の卦(か)は
困窮する時を説き、易経四大難卦の一つに数えられる。
「困(こん)」の字は、囲いの中にある木。
行き詰まって困り、苦しみ悩むことを意味する。
「言うことあるも信ぜられず」とは、
困窮した時は言うことを信じてもらえない。
弁解や虚偽はもちろん、正しい内容であっても、
弁舌で難を逃れようとすると、ますます行き詰まる。
こういう時は、口を閉ざし、沈黙しているほうがいい。
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一般の方も参加可能な「易経」講演会のお知らせです。    
どなたでもご参加いただけます

ほとんどの私の講演は、企業や官庁関係の主催のため
 一般の方はお聴きいただけません。
 今回は、一般の方もご参加いただけます。

東洋文化振興会
 平成23年10月8日(土)14時~16時
   (受付・開場は午後1時30分より)
 タイトル:『易経~天雷无妄(むぼう)~自然体・無作為・天災と人災』
无妄の「无」は「無」の古字。「无妄」には自然体・無作為、流れのままという意味がある。
自然は人間に恩恵とともに地震・洪水など天災も与える。
无妄の卦には自然治癒力や無農薬、自然農法について、また天災と人災なども書かれている。
欲や期待は裏切られ、計画どおりに進まない時であるが、
作為せず自然の法則のままにまかせたなら、天は万物を養うと説いている。
天雷无妄の卦は易経の本質に最も近い卦と言える。
 会 場 :新日本法規出版本社別館・名古屋支社4F「大会議室」
       名古屋市中区栄1-26-11
      (地下鉄伏見駅6番出口徒歩10分)
      地図はこちら
 会 費 :毎回 500円
 主催・事務局:東洋文化振興会
 〒485-0011 愛知県小牧市岩崎1159-2 三島徹
         FAX0568-76-7985
         携帯090-4859-4736
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 よく訊かれる質問がある。
 運が強い人と弱い人は、どこでその差が生じるのかと。

「ツキに頼らないこと~易経が教えるツキとは
   ~僥倖(ぎょうこう)は落とし穴? 」

【失敗した時に、
  ツイテいなかったから、と思う人は、
           必ず運が悪くなります】

ツキに頼らないこと 易経が教えるツキとは
【 本人の器以上のツキは不祥、ツキに夢中にならず、ツキを育てよう 】
 ※不祥(ふしょう)は 不吉の意

「ツキに頼らないこと~易経が教えるツキとは
~ツキと僥倖(ぎょうこう)の違い 」

       ☆
『易経一日一言』(致知出版社)
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