~帝王学の書~9月25日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆十朋(じっぽう)の亀(き)☆
あるいはこれを益(ま)す。
十朋(じっぽう)の亀(き)も違(たが)う克(あた)わず。
(風雷益)
風雷益(ふうらいえき)の卦(か)は、
上位者が損して下位者を富ませることを示す。
国家や会社組織でも、上が利益を独占せず、
下位の正しい場所に還元するならば、全体が大きな利益を得る。
それは「十朋(じっぽう)の亀(き)」という、
古代の占いに用いた高貴な霊亀(れいき)で占っても間違いのない、
保証された益である、という。
やる気のある人を救い上げて事業を起こさせれば、経済が循環し、
社会全体の利益につながっていくという教えである。
~帝王学の書~9月26日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆義の研究☆
義を精(くわ)しくし、神に入るは、もって用を致すなり。
(?辞下伝)
「義」は正しい筋道。
「精」は玄米を白米に精米すること。
転じて物事を生粋(きっすい)に研ぎ澄ますことをいう。
人が正しい筋道とは何かと精細に研究を極め、神妙な真理を求めるのは、
いずれそれを大きく用いて、社会の役に立つ力を養うためである。
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一般の方も参加可能な「易経」講演会のお知らせです。
※どなたでもご参加いただけます
※ほとんどの私の講演は、企業や官庁関係の主催のため
一般の方はお聴きいただけません。
今回は、一般の方もご参加いただけます。
東洋文化振興会
平成23年10月8日(土)14時~16時
(受付・開場は午後1時30分より)
タイトル:『易経~天雷无妄(むぼう)~自然体・無作為・天災と人災』
无妄の「无」は「無」の古字。「无妄」には自然体・無作為、流れのままという意味がある。
自然は人間に恩恵とともに地震・洪水など天災も与える。
无妄の卦には自然治癒力や無農薬、自然農法について、また天災と人災なども書かれている。
欲や期待は裏切られ、計画どおりに進まない時であるが、
作為せず自然の法則のままにまかせたなら、天は万物を養うと説いている。
天雷无妄の卦は易経の本質に最も近い卦と言える。
会 場 :新日本法規出版本社別館・名古屋支社4F「大会議室」
名古屋市中区栄1-26-11
(地下鉄伏見駅6番出口徒歩10分)
地図はこちら
会 費 :毎回 500円
主催・事務局:東洋文化振興会
〒485-0011 愛知県小牧市岩崎1159-2 三島徹
FAX0568-76-7985
携帯090-4859-4736
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☆「人生万事塞翁が馬」 復刻版
よく訊かれる質問がある。
運が強い人と弱い人は、どこでその差が生じるのかと。
★「ツキに頼らないこと~易経が教えるツキとは
~僥倖(ぎょうこう)は落とし穴? 」
【失敗した時に、
ツイテいなかったから、と思う人は、
必ず運が悪くなります】
★ツキに頼らないこと 易経が教えるツキとは
【 本人の器以上のツキは不祥、ツキに夢中にならず、ツキを育てよう 】
※不祥(ふしょう)は 不吉の意
★「ツキに頼らないこと~易経が教えるツキとは
~ツキと僥倖(ぎょうこう)の違い 」
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『易経一日一言』(致知出版社)