~帝王学の書~10月21日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆復(ふく)に迷う☆
復(ふく)に迷う。 凶なり。
災?(さいせい)あり。
(地雷復)
地雷復(ちらいふく)の卦(か)は、復帰・復活・回復の時を表す。
また、正しい道から逸(そ)れてしまった時の戻り方を説いている。
「復に迷う」とは道に迷うわけでなく、
踏み外したと自覚しているのに、元に戻ることを迷うこと。
「災?(さいせい)」は禍(わざわい)。
「災」は外部からの禍(わざわい)をいい、
「?(せい)」は自分がわざわざ作ってしまう禍(わざわい)をいう。
道を踏み外したら自戒して速やかに復(かえ)るべきである。
復(ふく)に迷えば永遠に道に戻れなくなると易経は警告している。
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『易経一日一言』(致知出版社)