鴻(かり)陸(き)に漸(すす)む~帝王学の書~10月26日の易経一日一言 (2)

作成日:2011年10月27日

~帝王学の書~10月26日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆鴻(かり)陸(き)に漸(すす)む☆
鴻(かり)陸(逵ーき)に漸(すす)む。
その羽をもって儀(ぎ)となすべし。 吉なり。
            (風山漸)

風山漸(ふうざんぜん)の卦(か)は、
ゆっくりと歳月をかけて伸び進み、大木に成る進み方を教える。
「鴻(かり)」は、雁(かり)の一種で、白くて大きい鳥。
「逵(き)」は雲路、空中の道。
数十羽の鴻雁(こうがん)の群れが一糸乱れぬ列を作り、
儀容(ぎよう)に適(かな)った進み方で飛んで行く様子を表している。
 
徐々に段階を経て進んだものは、整然として、美しく完成する。
飛び去る雁(かり)の様子のように、その退き方も乱れず、後進を従えている。
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