分限を過ぎれば失墜する~帝王学の書~11月6日の易経一日一言

作成日:2011年11月7日

~帝王学の書~11月6日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆分限を過ぎれば失墜する☆
遇(あ)わずしてこれを過ぐ。
飛鳥(ひちょう)これに離(かか)る。
凶なり。
これを災?(さいせい)と謂う。
                (雷山小過)
 
雷山小過(らいさんしょうか)の卦(か)は少
しの行き過ぎは通るが、大きく行き過ぎは禍であると教えている。
 
引き留めるものを無視して、自分の分限を大きく行き過ぎると禍になる。
鳥でもずっと飛び続けていたら、矢に射落とされてしまう。
自分の分限も時勢も知らずにいれば、災いが及ぶこととなる。
わかりきったことのようだが、
このような理由で失墜する人は今も後を絶たない。
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『易経一日一言』(致知出版社)
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