憧憧往来~帝王学の書~11月15日の易経一日一言 (2)

作成日:2011年11月16日

~帝王学の書~11月15日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆憧憧(しょうしょう)往来(おうらい)☆
憧憧として往来すれば、朋(とも)爾(なんじ)の思いに従う。
                       (沢山咸)
 
「憧憧(しょうしょう)往来」とは、
思いがしきりに行ったり来たりして、心が彷徨(さまよ)うこと。
「朋(とも)爾(なんじ)の思いに従う」とは、
周りの人もそれぞれに勝手なことを思い感じて迷うこと。
心が迷うのは、私心や私欲に惑わされて、
物事を真に受け止めて感ずることができないからである。
私心を捨てて感じ入るところがなければ、
決して思いは定まらないものである。
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『易経一日一言』(致知出版社)
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