針のムシロに座る~帝王学の書~11月21日の易経一日一言 (2)

作成日:2011年11月22日

~帝王学の書~11月21日の『易経一日一言』(致知出版社)
針のムシロに座る

 

石に困(くる)しみ、?藜(しつり)に拠(よ)る。
その宮(きゅう)に入りて、その妻を見ず。
凶なり。            (沢水困)

固い大石に阻(はば)まれて苦しみ、
「?藜(しつり)に拠(よ)る」針のムシロに座する思いをすることもある。
また自分の家(宮)に帰ると、慰めてくれるはずの妻は逃げてしまっていない。
 
これらは大変な苦しみだが、苦しみに学ばない小人はますます困窮する。
大石を除こうとして苦しみ、わざわざ針のムシロに座り、
自分で自分の身を危うくしてしまう。
 
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『易経一日一言』(致知出版社)
「易経」一日一言.jpg
   

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