兆しが報せる~帝王学の書~11月24日の易経一日一言

作成日:2011年11月25日

 

~帝王学の書~11月24日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆兆しが報せる☆
君子は微(び)を知りて彰(しょう)を知り、柔を知りて剛を知る。
                   (?辞下伝)

「微(び)」は時の機微、兆し。
「彰(しょう)」は明らかにする。
つまり、微細なる機微が物事を彰(あきら)かにすることを知る、という意味。
 
ほんの些細な兆しを察知して、それがいかに発展していくか、
どのような現象が起きてくるかということを、
すべて知ることができる、というのである。
「剛柔を知る」とは、その物事の裏表、ありさまを知り、
いかようにも行動できるということ。

 

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『易経一日一言』(致知出版社)
「易経」一日一言.jpg
   

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