正しいことを誇らない~帝王学の書~12月2日の易経一日一言 (2)

作成日:2011年12月3日

 

 ~帝王学の書~12月2日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆正しいことを誇らない☆
世に善くして伐(ほこ)らず、徳博くして化す。
                 (文言伝)

正しいことをしたから、
あるいは素晴らしい商品を世に出して賞賛を得たからといって、
誇ってはいけない。
それは当たり前のことをしただけのことだから、
正しくない人や、それができなかった人を責めてはならない。
 
すると、その徳は世に広まり、人を感化する。
その姿勢と行いが当たり前のこととして世の中に広まり、
人々は感化されるのである。

 

 

※加筆しました。

   ↓

 ここでいう“伐(ほこ)る”は征伐の伐です。
易経には「正しさ」は大切だが、もっと大切なのは「中する」ことと、書かれています。
「正しさ」を誇ることは伐(ほこ)ることに繋がると。
正しく出来ない人を侮り、存在さえも認めず、追いやる精神に繋がっていくといいます。

 

 

よろしければ応援の↓クリック↓を~(^^)
           人気ブログランキングへ

       ☆
12月6日(火) 東京アスカ易経セミナー 
終了後は アスカビジネスカレッジ主催の講演会です。
          ↓
~中国の古典“易経”に学ぶ人生と経営~
     in東京・特別講演会『みんなの易経』

※私の講演は、企業や官庁の講演がほとんどなので、
 関係者以外の方の入場は出来ないことが多いです。
※アスカビジネスカレッジ・NHK文化センター
 東洋文化振興会・長良川大学 生涯学習 等の主催は
 どなたでもご参加いただけます。
『易経一日一言』(致知出版社)
「易経」一日一言.jpg
 

関連記事