~帝王学の書~12月14日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆美の至り☆
美その中にあって、四支に暢(の)び、事業に発す。
美の至りなり。
(文言伝)
謙虚、柔和、柔順、受容の精神が
体の内の隅々にまで行き渡るようであれば、
徳はその人の行いに表れるのではなく、行う事業に表れる。
それは美(徳)の至りであるという。
美徳とは、陰の徳をいう。
隠したもの、秘めたものが、
光が漏れ出すように外に表れてくる――それが美徳である。
作成日:2011年12月15日