嫁ぐ覚悟~帝王学の書~12月15日の易経一日一言 (2)

作成日:2011年12月16日

 

 ~帝王学の書~12月15日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆嫁ぐ覚悟☆
帝乙(ていいつ)妹(まい)を帰(とつ)がしむ。
その君の袂(たもと)は、その?(てい)の袂(たもと)の良きにしかず。
月望(ぼう)に幾(ちか)し。
吉なり。
            (雷沢帰妹)

「帝乙(ていいつ)」は殷王朝の天子。
天子が妹を家臣に降嫁(こうか)する。
その嫁入りの時に、妹は一緒に付いていく副妻よりも格下の着物を着る。
 
これは身につける着物だけの話ではない。
その心を飾らず、驕らず、
嫁ぐ家に従うという決意ができていることを示している。
 
控えめで慢心しない姿勢は満月に程近い月のように美しい。
吉である、と易経はいう。

よろしければ応援の↓クリック↓を~(^^)
           人気ブログランキングへ

『易経一日一言』(致知出版社)
「易経」一日一言.jpg
     

関連記事